タミパンクラシック(旧・タミさんのパン焼き器)は、その名前の通りパンやケーキを焼くことのできる南部鉄器の鋳鉄鍋です。
実はこのタミさんのパン焼き器、普通に鋳物の鉄鍋として使える優れものでして、簡単なのにとても美味しい料理が出来上がります。
今回はタミさんのパン焼き器で「じゃがいもと鶏肉のローズマリーロースト」を調理してみました。
その様子を写真付きで詳しく紹介したいと思います。
TAMIPAN CLASSIC 及源 南部鉄器 タミパンクラシック
■webby mono
こちらがタミさんのパン焼き器が新しくなった「タミパンクラシック」です。
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2006年購入のタミさんのパン焼き器
私が購入した当時は「タミさんのパン焼き器」という名前で販売されていました。
こちらが楽天で購入した時の記録ですね。
もう13年も前のことだったんですね。
当時私はちょうど鉄鍋にはまっていた時で、今でも人気の魔○のフライパンや打ち出し鍋、○・クルーゼ、ダッチオーブンなどなど鉄鍋料理の美味しさに魅了されていた頃でした。
鉄鍋は孫の代までもつと言われるほど長持ちするので、テフロンなどの加工製品のようにダメになることがないのも嬉しい特徴の一つですよね。
その頃マイブームがきたおかげで、今まで何年も新しい調理器具は買わずにすみました。
鉄の鍋は使うほどに油も馴染んで使いやすくなるので、変化していくことが今でも楽しみの一つになっています。
では早速、こちらの「タミさんのパン焼き器」で調理していきたいと思います!
タミさんのパン焼き器でダッチオーブンみたいに調理してみた!
ダッチオーブンの料理で定番の「じゃがいもと鶏肉のローズマリーロースト」を作っていきたいと思います。
=材料=
・にんにく(1片)
・じゃがいも(メイクイーン3個)
・ローズマリー
・塩
・黒胡椒
・オリーブオイル
ダッチオーブンであれば丸鶏又は骨つきモモ肉で作りたいところですが、タミさんのパン焼き器は容量が少ないので手羽元で作ります。
蓋の裏いっぱいまで入れるのであればもう少し材料を増やせます。
=レシピ=
- じゃがいもは鍋に入りやすい大きさに切ります。
- にんにくをスライスします。
- 塩、胡椒をしてローズマリーとオリーブオイルを適量まぶします。
これで下準備は完了です。
次にパン焼き器の内側に油を塗っていきます。
蓋の裏も忘れずに塗ってください。
鍋に油を塗るときはコーヒーフィルターをまるめて箸でぬりぬり。
繊維も残らず綺麗に塗れます。
塗り終わったら材料を全部鍋に入れます。
じゃがいもを下にしたり肉を下にしたり、何度も作ってみたのですが、結局どの入れ方でも美味しいので順番はご自由にどうぞ。
※一番下は美味しそうな焦げ目がたくさん付きます。
あとは火をごく弱火にして約1時間で出来上がり!
蓋はお皿代わりにすると熱々のまま。
ローズマリーの香りが効いていて本当に美味しかった。
タミさんのパン焼器で調理すると、驚くほど食材の旨味を引き出して美味しくなるのですが、それはこの形状が関係しているんですよね。
真ん中に煙突部分があるおかげで、通常の鍋よりも鉄面積が大きく熱伝導率が高くなり、煙突部分に触れた箇所も美味しい焦げが出来上がります。
ケーキやパンだけではなく普段の料理にもぜひ使って欲しい鍋なんですね。
タミさんのパン焼器(タミパンクラシック)の蓋はフライパンに
このパン焼き器の蓋がとても使い勝手がいいサイズで重宝しています。
パンケーキにはちょうどいい直径17cm位のふっくらしたパンケーキが焼けます。
目玉焼きだと卵2個が余裕をもって焼ける大きさ。
少量の天ぷらを揚げてみたり、ウインナーを焼いたりかなり出番が多いフライパンです。
ちなみに鉄製品は好きなのでフライパンも割と数は持っている方です。
そんな中でもこれは本当に出番の多いフライパンなんですね。
及源鋳造 タミパン クラシック F-100
容量(cc):800
質量(kg):3.0
さいごに
タミさんのパン焼器(タミパンクラシック)のレシピをネットで見てみると、そのほとんどがパンやケーキのレシピです。
この鍋はパン、ケーキももちろん美味しいのですが、塩・胡椒をした肉や野菜にオイルを少しまぶして焼くだけで(ローズマリー、にんにくもなしでも) 簡単に驚きの美味しさの料理が出来上がります。
その上、鉄のままの鍋なので鉄分がとれるというのも嬉しい点ですよね。
そして、この鍋の一番いいところは使っていて楽しいところです。形がそうさせるのか毎回わくわくしてしまいます^^
みなさんも「タミさんのパン焼器」是非一度使ってみてはいかがでしょうか。
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